こんにちは。ESTANiです。
あなたは、コンビニの隣に同じコンビニがあるのを見たことはありますか?
道路挟んで向かい側とか、数メートル圏内にあるのは、よく見かけますよね。
これはマーケティング戦略のひとつで“ドミナント戦略”と言ったりします。
聞いたことある方も結構いると思います。
この戦略は、スケールメリットを活かしてライバルの進出を防いだり、
物流コストを削減したり、単純にその地域での認知度が上がったりするメリットがあります。
逆にデメリットもあります。
カニバリゼーション(顧客の食い合い)が起こったり、地震などの災害が起きたら
それだけ被害が大きくなるなど。
…とまぁ、ここまでが一般論です(笑)
ここからが本題。
「本当に上記のようなメリットだけのために、わざわざ隣に同じコンビニ作るか?」
と思いませんか?そう、いつだって常識は疑うべき。
実は、理由のひとつがコンビニ各社の“本部”と、フランチャイズオーナーの関係性にあると言われています。
例えば、オーナーAさんが経営しているコンビニの隣が空き店舗になった場合。ライバルのコンビニチェーンの出店を危惧した本部が用地を確保し、既に1店を経営しているAさんに、その隣に2店目の出店を打診します。
その提案に、Aさんは中々拒否できないんですよね。パワーバランスもありますし、本部はAさんが断っても、他のオーナーを探しますから。
すると、Aさんにとってはライバル出現。本部への心証も悪くなるかも?と危惧し、断れないことも多いようです。
以上が、近くに同じコンビニがたくさんできる本当の理由(のひとつ)でした。
コンビニのフランチャイズはリスキーかつ色々大変みたいですね。
僕はそもそもコンビニ自体、ほとんど行かないこともあり「そもそもコンビニこんなにいらないだろ」と思いますが(笑)